「生鮮食品の小包があります。5分後に到著します」。7月18日午前10時(shí)半、事前に電話で連絡(luò)を取り合った順豊速運(yùn)の配達(dá)員は宅配の準(zhǔn)備をしていた。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

程なくして、北京市朝陽(yáng)區(qū)在住の女性が宅配便を受け取った。「昨日の午前に注文し、今日の午前に屆いた」と話す。

重慶市から北京市までは1000km以上離れている。24時(shí)間もたたないうちに、遠(yuǎn)い山間部の果物が枝から食卓に上がった。この裏には物流の持続的なスピードアップがある。

農(nóng)村物流の質(zhì)の高い発展の重要な一環(huán)としてのコールドチェーン物流の能力は、農(nóng)産物の配達(dá)と販売に関わる。中國(guó)が近年にわたり、農(nóng)産物のコールドチェーン物流體系の建設(shè)を持続的に最適化し、農(nóng)村配達(dá)のコールドチェーン物流が持続的に村への普及が進(jìn)み、農(nóng)産物販売の「ラストワンマイル」の開(kāi)拓が加速している。中央財(cái)政は2020年以降の計(jì)7萬(wàn)5000の産地冷蔵鮮度保持施設(shè)の建設(shè)を支援し、倉(cāng)庫(kù)の貯蔵容量を1800萬(wàn)トン以上増やした。県レベルのカバー率は70％以上。産地冷蔵鮮度保持能力、商品化処理能力、生産後集散能力が大幅に上がり、農(nóng)家と大きな市場(chǎng)とのつながりを力強(qiáng)く後押しした。

コールドチェーン物流は都市と農(nóng)村を結(jié)び、生産と生活もつないでいる。これは農(nóng)村全面振興の重要手段であり、消費(fèi)財(cái)の質(zhì)的向上の強(qiáng)力な下支えでもある。データによると、中國(guó)の今年1?5月のコールドチェーン物流需要総量は前年同期比4.2％増の1億9100萬(wàn)トンで、コールドチェーン物流総額は同4.0％増の2兆7600億元（1元は約20.2円）。うち生鮮食品ECコールドチェーンや農(nóng)村宅配コールドチェーン物流などの営業(yè)収益は同約10％増だった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年8月7日