カザフスタン最大の都市アルマトイにある「冼星海大街」は、中國の作曲家?冼星海を記念した大通り。そこにはハスの花をデザインした記念碑が靜かに聳え立ち、彼とカザフスタンの音楽家の友情をめぐる感動(dòng)のエピソードが刻み込まれている。

獨(dú)ソ戦が勃発した1941年、冼星海は中國に戻る予定だったが、カザフスタンに立ち往生してアルマトイに留まることになった。その當(dāng)時(shí)、貧困と病に悩まされていた彼を自宅に迎え入れたのが、カザフスタンの音楽家?バイカダモフ（Bakhytzhan Baikadamov）だった。アルマトイで、冼星海は交響曲第1番「民族解放」を作曲したほか、カザフスタンの民族的英雄を讃える交響詩「アマンゲルディ(Amangeldy)」も作曲し、高く評価された。

2019年に公開された中國とカザフスタンの合作映畫「音楽家(The Composer)」では、そんな2人の感動(dòng)の物語が描かれている。

「音楽家」のロケ地で、カザフスタンの演出家は人民網(wǎng)の取材に対して、合作映畫の撮影をめぐるエピソードを紹介したほか、「両國のアート分野における人材が今後、手を攜えてさらに多くの素晴らしい作品を制作することを願(yuàn)っている。アート分野での協(xié)力は両國の國民の距離を縮め、団結(jié)する力を生み出してくれる」と語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月2日